講師は、早稲田大学人間総合研究センター研究員 学術博士 吉村眞由美先生
間違った靴の履きかた選び方が、大事なお子さん達の 未来を辛いものにしてしまうかも知れない。というお話。
足の痛みや変形で 整形外科に受診する例が多数報告されています。
靴先進国のヨーロッパ
今回は、ドイツの子供達の靴選びと、日本 の子供達の靴選びの違いを比べて、お話がありました。
ドイツの子供達は、
靴店に入り、すぐに足の計測をしてもらいます。
今履いている靴と、これから履く靴の違いを見てもらい、、、それが、終わると
子供達はその後すぐ、店に備え付けの遊具や絵本の部屋へ。お子さんの靴は、店員と、親御さんが選びます。
日本の子供達は、
まず、靴店に入ると、子供が、あれがいい、このキャラクターがいい、と、靴を選びだします。大きくてもサイズがなければ、すぐ大きくなるから、と、買っていかれる、または、ダブダブでも、丁度いい。と言って子供達はにっこりです。
ドイツでは、キャラクターなしの靴が主流。
経験と知識豊かな大人が 子供の靴を選びます。靴下や小物で、子供達はキャラクターなど楽しんでいるそうです。
歩き出す1歳〜2才頃の乳幼児期から、小学生時代は、一生の足をつくるゴールデンタイム といってもいいそうです。その中でも、7〜8歳は、足の骨格の基礎が完成し、ダイナミックに変わる時期。その後、形を整えながら発達していくそうです。
では、どんな靴がいいのか。
2本ベルトや紐で、しっかり足が固定できるタイプ
そして、靴の大きさは、
足サイズ プラス 1センチまでの靴
大きすぎる靴を履かせない
(靴に寄ってもサイズは違います。つま先(捨て寸)含めて1センチまで)
すぐに足が大きくなるからと、大きすぎる靴を履かせると、ゆびや足によけいな力がかかり、引きずって歩いたり、歩き方から姿勢を壊したり。靴もヨレて足も痛くなります。そうなると運動がうまくいきません。
余計な力が加わることで靴も壊れやすくなります。
間違った靴の選びかたは、結局 身体にもお財布にももったいない 買い物になってしまうのです…>_<…
統計で 子供達の足は、
1年間で1センチくらい成長する。と言われています。もちろんお子さんそれぞれなのですが。3ヶ月から半年に、一度くらいは、チェックが必要です。
どうしたらチェックできるのか。
靴を選ぶ時に、靴からソールの外せるタイプを選んで頂き、ソールに着いた足跡を見てあげてください。
つま先に、余裕がありすぎたり、掘れていたり。または、つま先がソールからはみ出して、小さすぎる場合もあります。
なかなか参考になりました。日本人の親達も子供の足と靴について、もっと考えるべきなのではないかと痛感しました!<(_ _)>
返信削除ブログ楽しみにしています。